今年の広島は期待できる? ファンの声を集めました
3月29日にプロ野球が開幕して約1か月が経過し、応援しているチームの勝敗に一喜一憂するプロ野球ファンにとっての“日常生活”が戻ってきたと感じている方は多いのではないでしょうか。
週刊ベースボールONLINEでは、「プロ野球“再”予想アンケート」と題して、開幕から対戦カードが一巡した時点での成績をもとにプロ野球ファンのみなさまにアンケートを実施いたしました。
今回は
広島東洋カープのファンのみなさまの回答結果をお伝えします。早速、結果を見ていきましょう。
広島ファンの評価は?
◆チームの成績に満足していますか?
満足している 0%
どちらでもない 37%
がっかりしている 63%
◆開幕前と比べて順位予想に変化はありましたか?
上方修正 13%
下方修正 62%
変わらず 25%
◆優勝できると思いますか?
はい 12%
いいえ 88%
◆リーグ全体の順位予想に変化はありましたか?
変わった 88%
変わらず 12%
◆セ・リーグで優勝しそうなチームはどこですか?(得票率上位3チーム)
中日 38%
巨人 25%
阪神 25%
4月14日時点で5勝9敗の6位だった広島。開幕から早々に新外国人打者2人が離脱するアクシデント。その後は4試合連続完封負けのリーグワースト記録に並ぶなど、打線のつながりを大きく欠いた戦いが続きました。そのため、ファンからの評価は厳しめ。シーズン序盤とはいえ、早くも優勝できないかもしれないという不安が漂っているようです。
広島の活躍を期待したい選手
◆今後の活躍を期待したい選手は誰ですか?(得票率上位3人)
末包昇大 29%
秋山翔吾 14%
坂倉将吾 14%
今後の活躍について、末包昇大の復帰を望む声が最も多く集まりました。昨シーズンは65試合出場ながら11本塁打。今シーズンは
西川龍馬選手が抜けた後の四番としての活躍が期待されていたものの、怪我の影響で開幕二軍スタートとなっていました。14試合を終えた4月14日時点でチーム本塁打はわずか2本。得点力不足解消のためにも爆発力のある大砲の存在がチームの浮上のカギ。
チーム全体に対しての感想(一部抜粋)
「相手先発を引きずり下ろすためにももっと打線に粘りが欲しい」
「小園選手と坂倉選手は巻き返して2人のチームになるよう、奮起して欲しい」
「一部の選手を除いて淡白な打撃をしてるのでは勝てるわけがない頑張ってる投手陣に悪いと思わないのか」
広島ファンの回答で共通していたのは、投手陣の奮闘を称賛する一方で、野手陣のバッティングに奮起を促すというもの。その中でも打線の粘りがなくなったとの指摘が目立ちました。得点力の向上はここ数年続けての課題であるため、その結果よりも内容を重視しているファンが多いようです。投手陣がいいだけに粘りのある打撃で1点をもぎ取り、接戦を制していく戦いができればより勝ち星を積み重ねられそうです。
まだまだシーズンは100試合以上残っていてどのチームも優勝を狙える状態。ファンの期待に応えて広島が躍進できるか注目です。