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石田雄太の閃球眼

石田雄太コラム「“唯一無二”の価値がある。ともに目にした頂からの景色」

 

今夏の甲子園で107年ぶりに優勝を遂げた慶應義塾には、清原和博の息子、清原勝児もメンバー入り。親子で夏の甲子園制覇を果たしたことになる[写真=毛受亮介]


 慶應義塾が夏の甲子園で優勝した。107年ぶりなのだという。そして“清原家”が夏の甲子園で優勝を果たしたのは38年ぶりだ。戦前の記録までは定かではないものの、親子で夏の甲子園の優勝を果たしたのは史上初のことではないかと報じられた。その事実もまた、昭和の野球好きには堪(たま)らない。

 1983年と85年、PL学園で夏の甲子園を制した清原和博は、次男の勝児がプレーする慶應義塾の優勝を受け、大会本部を通じてこうコメントしている。

「おめでとうございます。仙台育英には守るべきものがあり、慶應は青コーナー、チャレンジャーとして精神的には優位だったのかもしれません。勝児は・・・

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石田雄太の閃球眼

石田雄太の閃球眼

ベースボールライター。1964年生まれ。名古屋市立菊里高等学校、青山学院大卒。NHKディレクターを経て独立。フリーランスの野球記者として綴った著書に『イチロー・インタビューズ激闘の軌跡2000-2019』『大谷翔平 野球翔年』『平成野球30年の30人』などがある。

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