イラスト=イワヰマサタカ
ニューヨーク・
ヤンキースの「NY」マークのついた縦縞ユニフォームが採用されたのは戦前の1936年。NPBの前身である日本職業野球連盟が結成されたのと同じ年だ。その歴史は90年を超えている。胸マークが「NEW YORK」のビジター用に至っては、その採用は1913年からだから、なんと今年で110年になる。ロサンゼルス・ドジャースが「Dodgers」ロゴと赤い胸番号の組み合わせを採用したのは1952年から。こちらの歴史もすでに70年だ。
いったい何を言いたいのかというと、MLBと比べると日本の球団は軽々しくユニフォームのモデルチェンジをやり過ぎる。ドジャースなどはブルックリンからロサンゼルスに移転したときもユニフォームのデザインを変えなかった。
MLBではこんな騒動もあった。1960年、オーナーが替わったデトロイト・タイガースが、ホーム用ユニフォームをモデルチェンジした。20世紀初頭から使っていた胸マークのオールドイングリッシュ書体の「D」を・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン