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WEEKLY SHOHEI OTANI 頂点を目指せ!

ドジャース・大谷翔平 先輩との対決は好勝負に「とんでもない数字がシーズン後に残っているのでは。違うリーグで良かったと素直に思う」(菊池)

 

花巻東高の先輩でもある菊池との対戦で今季メジャー最速の192キロの打球で適時打を放った大谷


【2024年】32試合44安7本19点5盗、打率.336、OPS 1.017(現地時間4月30日現在)

 4月27日、トロントでのブルージェイズ戦で、岩手・花巻東高の先輩である菊池雄星とメジャー9度目で通算22打席目となる対戦を迎えた。「もう結構打席はやっている。毎年そんなに数があるわけでもない。僕らももちろん大事だけど、学校もそうだし、教えてもらった先生方にとってのほうが楽しみというか、そういう感じじゃないかなと思う」と母校を思い出しながら臨んだ一戦。力と力の勝負で記録を生み出した。

 2対0の2回二死一、三塁だった。2球で追い込まれながらも、誘い球のスライダーを2球続けて冷静に見極めた。迎えた5球目。約158キロの内角真っすぐを芯でとらえたライナー性の打球が一、二塁間に飛ぶと、二塁手は目で追うのが精いっぱいといった感じで動くことさえできなかった。瞬く間に右翼手の前へ転がった。その打球速度は自己最速であり・・・

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