松坂には、いつまでも夢を見させ続けてくれそうな雰囲気がある 目の前の壁をゆっくりと壊し、慎重に乗り越えた。8月1日の阪神戦。背中のねん挫で離脱していた松坂大輔にとっては、レギュラーシーズンでは2カ月ぶりの登板になった。「もう痛めたところは問題ない」。夏休みのナゴヤドーム。相変わらずの大歓声を浴びた…