週刊ベースボールONLINE


 

12球団一のスピードで有力外国人を手早くゲット


【補強ポイントはここ!】
手薄な左腕の2枚獲りに成功
選手層の構築には資金面でカベ

▲一塁、外野を守れるグスマンだが、ポジションはエルドレッドロサリオと丸かぶり



 14年のチームの総投球回1283回2/3のうち、左腕がまかなったのは約11%にすぎない147回1/3。チームの懸念事項だった左腕不足を解消するべく、迅速な手を打った。CSファーストステージ敗退が決まった5日後の10月17日にMAX152キロ左腕・ザガースキーと契約合意。ザガースキーは今季3Aの2球団に所属して計60回2/3を投げ、83三振を奪ったパワーピッチャー。広島に在籍した3年で73セーブを挙げたミコライオの代役を務める見込みだ。

 さらに29日には3Aで2年連続10勝を挙げた左腕・ジョンソンを獲得した。14年は左の篠田純平戸田隆矢らが先発機会を得たが、結果を残せず、先発ローテーション投手は右ばかりが並んだ。来季は残留したヒース、エルドレッド、ロサリオに、新加入の内野手・グスマンと合わせて6人の外国人選手が所属するが、「4」の外国人選手枠の中でもザガースキー、ジョンソンの両左腕は優先的に起用される模様だ。

 外国人補強は積極的に行ったが・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング