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北海道日本ハムファイターズ

 

オープン戦7連敗も、チーム状態は上向き





GOOD ベテラン・武田勝の復活により活性化した先発陣の争い
BAD 大きな誤算はケガ人続出の捕手陣。19歳・石川亮を大抜てきか!?

 開幕が近づくにつれ、今季の陣容が見えてきた。野手で未確定だった左翼、三塁、一塁、捕手が徐々に固まっている。三塁で試されていた西川は外野に収まり、三塁はレアード、近藤が守るだろう。昨季まで左翼の中田が一塁へ移り、唯一確定していないのが捕手だ。

 昨季、第1捕手だった大野は右ヒジの回復が遅れており、昨季第2捕手の市川もヘルニアの手術の影響で出遅れている。2人の欠場時は近藤の開幕マスクが濃厚と思われたが、キャンプ、オープン戦で高卒2年目の石川亮が台頭。リード面、打撃で思い切りの良さをアピールし、首脳陣の評価も高まっている。大抜てきの可能性がふくらんできた。

 不調だった陽、中田の主軸に当たりが戻ってきたため、昨季のように足を絡めつつ、一発長打もある怖い打線になるだろう。田中賢の復帰により、上位打線に厚みが生まれた。また、新外国人はハーミッダがオープン戦で期待どおりの活躍を見せており、公式戦でも好結果が期待される。ただ、レアードの打率が1割台に低迷しているため、調子が上がらなければ、外国人枠の兼ね合いもあり、昨季同様に近藤の三塁起用もあり得るだろう。大谷がDHで出場する場合は、ハーミッダが外野に回る形になりそうだ。

 懸念された先発陣も、開幕が近づくにつれ、駒がそろってきた。キャンプ終了時点では「先発ローテーション確定は大谷、メンドーサだけ」と言われていたが・・・

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