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特集・春季キャンプ徹底攻略!
オリックス・若手の台頭で定位置争いは激化の予感

 

ここが見どころ!
◎伊藤、山崎勝、伏見加熱する正捕手争い!
◎気になるルーキー一軍切符をつかむのは?
◎福本氏&山田氏が臨時コーチで熱血指導!?



 宮崎の地でサバイバルマッチが幕を開ける。中島宏之小谷野栄一、ブランコらの補強組の故障と不振が続き、昨季はリーグ5位に沈んだが、一方で小田裕也岩崎恭平らの若手が出場機会を得て、戦力の底上げに成功。7月に故障離脱したものの、二塁のレギュラーには西野真弘が定着するなど、主力を脅かす新戦力が台頭しているだけに、今キャンプでは熾烈なポジション争いが予想される。“最激戦”は捕手だ。昨季の正捕手・伊藤光は、サヨナラ捕逸を犯すなど精彩を欠き、先発マスクをかぶった試合は28勝44敗2分けと大きく負け越し。

「正捕手は横一線のスタート」と、福良淳一監督も語っており、ベテランの山崎勝己、プロ3年目の若月健矢らの正捕手争いは混沌模様だ。

 一方の投手は金子千尋西勇輝ディクソン東明大貴の先発ローテーション入りが濃厚で、残る2枠を山崎福也吉田一将松葉貴大らで争う。

 福良監督は「若手が力をつけてチームの底上げが必要」と、各選手の競争意識を高めることを示唆しているだけに、ルーキーたちもポジション争いに割って入る可能性も高い。だが、指揮官は・・・

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