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“プレミア12” 初制覇への戦い

プレミア12へ向け糸井嘉男「年齢とか関係なしにチームワークが必要」

 

寄せられている期待はプレーだけではない。今季、プロ野球人生最大のスランプに陥りながらも、代表候補に挙がったことが、何より、それを物語る。



 信頼を感じさせるシーズンだった。今季から主将に就任し19年ぶりのリーグ優勝を目指したが、開幕から打撃不振に陥った。打率は2割台前半と低空飛行。現状打破すべく、昨季の打席の映像を見返しては考え、そして練習で実践――。昨季の首位打者が、もがいていた。

「今年は長打を増やそうと、キャンプからロングティーを多くやって、打球を飛ばそうと意識し過ぎたのかもしれない。体が反り返って、スイングも大きくなってしまっていた」

 糸井の不振に加え、故障者が相次ぎ、チームは低迷。責任を取る形で6月2日には森脇浩司監督が休養を発表すると、明るいキャラクターでチームを盛り上げる主将も表情が曇った。

「キャプテンがこんな成績やし、責任を感じる。僕のせいとちゃいますか」

 それでも決して下は向かない・・・

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