最速150キロ。天性の腕の振りと、投球フォームを意識していることから「松坂大輔二世」と呼ばれる高田萌生。昨秋は中国大会を制し、センバツ出場は当確。冬場を経てどこまで伸びるか期待だ。 全体的にバランスが取れている投手。地肩が強く、体の馬力も感じる。潜在能力が高いタイプも、まだすべての力を発揮できていない印象だ。今後、効果的なトレーニングを積めば、さらに成長できる素材である。
投球フォーム(8.0)では軸足となる右足が折れるのが少し気になるが、自然な流れで体重移動ができている。左足を三塁側から回して上げているが、真っすぐに引き上げるようになればもっとスムーズになる。「松坂大輔二世」と言われているようだが、フィニッシュの形も悪くないので、もう少し右足の蹴りを意識してもいいのではないか。
ストレート(7.5)の球速は出ているが、思ったよりも速さを感じない球が多い。
シュートしたりスライドしたり、軌道が一定ではないからだ。球に縦の回転をかけるようにリリースを意識してブルペンで投げ込んでもらいたい。欲を言えば、もう少し角度が付いてくれば、なおいいだろう。
一方で変化球(8.0)のキレはいい・・・
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