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侍ジャパン戦士CLOSE-UP

広島・菊池涼介 世界を股にかける“忍者”「勝利に貢献できるように。本当にそれだけ」

 

高い二塁守備力がクローズアップされることが多いが、小技を含めた打撃、そして走塁と、攻撃力も球界随一だ。そのアクロバティックなプレーで世界をかく乱し、日本を頂へと押し上げる。

練習中からチームを盛り上げるムードメーカーの一面も。求められる役割は多彩だ/写真=川口洋邦


 どの場面を切り取っても、菊池涼介の存在は大きい。侍ジャパンのメンバーを見渡しても、菊池ほど攻守走でスピードのある選手はいない。「日本の野球は、小技だったり、スキを突くというところ。自分の持ち味をしっかり出して、チームに貢献できるように頑張ります」。大柄な選手が多く、アバウトな戦術の多い外国チームを相手に取れば、菊池の存在価値は倍以上に跳ね上がる。必ずなくてはならない存在になる。

 小久保裕紀監督はすでに山田哲人を二塁か指名打者で起用することを明言している。2月上旬の各球団へのキャンプ地視察で菊池と山田について・・・

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