2年に1度、女子硬式野球の世界一を決める、国・地域対抗戦・第8回WBSC女子野球ワールドカップが8月31日、アメリカ・フロリダにて閉幕。この大会を5連覇中の侍ジャパン女子代表チーム(マドンナジャパン)は予選ラウンド8試合を全勝で決勝に駒を進め、チャイニーズ・タイペイに6対0で勝利し、前人未到の6連覇を果たした。 リポート=高橋誠 写真=Getty Images 8月31日に行われた決勝で、チャイニーズ・タイペイを下して大会6連覇を果たしたマドンナジャパン
華麗で、強くて──。
侍ジャパン全カテゴリーにおいて、唯一の女性監督である橘田恵監督(履正社高監督)のプレッシャーは並大抵のものではなかった。「唯一の女性監督」という肩書きはもちろん、侍ジャパン女子代表(マドンナジャパン)はこれまでにワールドカップ(W杯)5連覇を成し遂げていた。
大倉孝一前監督(現・駒大監督)から受け継いだ重過ぎるバトン。大会前に橘田監督は言った。
「プレッシャーはもちろんあります。皆さんが“大会6連覇”を期待していることもよく知っています」
昨年5月の監督就任後、常に大会6連覇を意識してきた。今年に入ってからは・・・
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