伸びやかな真っすぐが魅力で、先発ローテ入りを果たしているドラフト2位ルーキーの
小野泰己投手。だが、なかなか勝利につながらない。それが12回続いた。そして13回目の先発となった8月29日の
ヤクルト戦[甲子園]で6回2安打無失点の好投を見せた。降板後はリリーフ陣が無失点で踏ん張り3対0で勝利。待望のプロ初勝利となった。
「プロでの1勝は大きい。甲子園で決められて良かったです。感謝しかないです」と笑顔を見せた。小野自身、もう勝てないかも、と思ったときもあったが「あのストレートにほれ込んでますから」と金本監督は、いつかは勝てると信じ起用し続けた。ここからは本物の先発投手として連勝街道を目指していく。