隣りで投げていた山崎康、田中健が早々に投球を切り上げてもは黙々と一人で投げ続けた。宜野湾キャンプ第2クール2日目の2月7日、ブルペンに入った井納翔一投手は今キャンプ最多となる238球もの投げ込みを敢行。「明日、あさっては投げないつもりなので、70〜80球くらいでフォームをつかみつつあったので最終的にこの数字になった」と説明する。

　今年から二段モーションの規制が緩和されることを受けて、井納は左ヒザを2度上げる新しいフォームの習得を目指している。固まってきた形を仕上げるために異例の球数になったようだ。「イメージ通り投げられた。二段モーションに関してもかなりよくなった」と手応えを感じている。