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東都大学リーグ

“ポスト・京田”に手応え。開幕カード3連戦で得た収穫

 

昨秋、25季ぶりにリーグ戦を制した日大は中大との開幕カードで黒星スタートも、2回戦から連勝して勝ち点を挙げた。仲村監督[写真]は「優勝争いにしがみつきたい」と語っている/写真=桜井ひとし


初戦黒星から連勝で日大が秋春連覇へ好調発進!!


 大学野球のリーグ戦は約2カ月間に及ぶ長期戦となる。そのなかには、シーズン終了後に「あれが分岐点だった」と思い返すシーンが必ずあるものだ。

 4月4日、東都大学リーグが開幕。秋春連覇を目指す日大は2勝1敗で中大から勝ち点を挙げた。

 1回戦では中大のエースで今秋のドラフト候補右腕・鍬原拓也(4年・北陸高)に4安打に封じられ、失策絡みで失点して0対6で敗れた。2回戦では延長10回の末、3対2でサヨナラ勝ち。3回戦では再び対戦した鍬原に7安打を浴びせ、4点を奪って2回で降板させる。その後も中大救援陣を攻略し、先発全員安打の17安打を放って12対7で勝った。仲村恒一監督は開幕カードでの勝ち点に安堵の表情を見せた。

「まだ連覇なんて言えないけど、なんとか優勝争いにしがみつきたい」

 仲村監督が「あれが大きかった」と言うのが、2回戦での遊撃手・北阪真規(4年・智弁学園高)の守備だ。2対2で迎えた9回二死二塁の場面。中大の四番・保坂淳介(4年・佐野日大高)が三遊間へ強いゴロを打った。北阪はこれを横っ飛びして捕球・・・

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