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中居正広のとことん野球好き!!

第14回 交流戦のナゾ&すごいぞ楽天!

 

2017年のプロ野球を大いに盛り上げてくれているのが楽天です。この勢いで4年ぶりの優勝なるか!?


 セ・パ交流戦のまっただ中ですね〜!! 毎年のようにこの時期に不思議に思うのが、なぜパ・リーグがこんなにも強いのかということです。昨年までの成績を見るとセ・リーグの球団が交流戦で優勝したのは、2012年と14年の巨人の2回だけ。過去の対戦成績を見てもセがパを上回ったのは09年のたった一度きり……誰かこのナゾ(!?)を解明してください!!(笑)。

 僕のようなドシロウトからすると、ペナントで“DH制を採用していない”セのほうが逆に有利なような気がするんですけどねぇ。だって普段は打席に立たないパの投手たちは大変なはずですから。そう考えるとセのほうが勝ってもおかしくないのになぁと思うんです。どう思いますか?

 それでもやっぱり首位を走っているのはオリックスであり、リーグの勝敗数を見ても今年もパが勝っています(6月8日現在)。ホントに不思議です。ただ、ひとつ思うのはパの打者を見ているとバットをとにかく振れる選手が多いなと思っているんです。中途半端なスイングではなく、いわゆるフルスイングをしている打者がセよりも目立つので、そのあたりも影響しているのかなと。

 ちなみに僕の交流戦が始まる前の優勝予想は広島ソフトバンク、楽天あたりの争いになるのではと思っていました。その中で特に楽天には驚かされています。打線も茂木栄五郎銀次岡島豪郎がコンスタントに3割を打っていますしね。いずれも小柄な選手でこれまではどちらかというと粘り強さがウリの「嫌らしい打者」というイメージだったのですが、そこに「好打者」という部分が加わった感じがします。さらにベンチにはレギュラーでもおかしくない聖澤諒松井稼頭央らがまだ控えているんですからね。

 投手陣も抑えに松井裕樹がいることで、先発陣は「とにかく6回まで1、2点で抑えれば勝てるぞ」という余裕を持ちながら投げることができていますよね。その信頼感も相乗効果となっていまの強さにつながっているのかなと思っています。

 一方、セではやっぱりV2を狙う広島の層の厚さが目を引きますよね。例えばファームの成績を見てみても外国人枠などがあるとはいえ、育成選手のメヒアが首位打者争いをしているほど絶好調なのに一軍に上がることさえもできないわけですから(苦笑)。これは強いわけです。

 あとは交流戦ならではの楽しみと言えば、普段のペナントでは見ることができない対戦ですよね。今年はWBCがあっただけに日本代表としてともに戦った選手同士の対戦にも注目しています。例えば中田翔(日本ハム)と筒香嘉智(DeNA)の2人。侍ジャパンでも主軸を担った両選手が今度はライバルとして戦うわけですから。えっ、どっちに勝ってもらいたいかって? 結局2人とも応援しちゃうんですけどね(笑)。

 交流戦が終われば、またリーグの戦いが再開します。セは連覇を狙う広島、パは躍進する楽天がこのまま逃げ切るのか……。これからも野球好きにはたまらない日々が続きますね。あ〜プロ野球ってなんでこんなにも楽しいんでしょう!!(笑)。さて、次回は僕が子どものころに好きだった「あのポジションの選手」について書いてみたいと思っています。

PROFILE
なかい・まさひろ●1972年8月18日生まれ、神奈川県出身。俳優業だけでなく、司会者としての才能も発揮。「NHK紅白歌合戦」をはじめ、多くのテレビ番組で司会を務めている。プライベートでは大の野球好きでもあり、2013年には「WBC侍ジャパン公認サポーター」を務めた。第4回WBCでも「公認サポートキャプテン」に任命されるなど、豊富な知識とあふれる野球愛でその活躍の場を広げている。

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