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キャンプ取材現場発

【ソフトバンク】東浜巨のブルペンでの濃密な時間【キャンプ取材現場発】

 

気が付けば……


鏡の前でシャドウピッチングをする東浜


 人、人、人。2月10日のソフトバンク春季キャンプ地・宮崎市生目の杜運動公園は、3連休の中日ということもあって、たくさんのファンが詰めかけていた。その数は3万1100人。選手の動きに合わせて、あちらこちらからファンの声援が飛び交っていた。

 そんな喧噪から離れて、静寂に包まれていたのは午後のブルペン。誰もいないプルペンで、東浜巨が鏡を前にシャドウピッチングを行っていた。時折、初動を何度も確認しながら、黙々と――。その姿に目を奪われる。気が付けば、1時間弱の時間が過ぎていた。

 練習後、東浜に話を聞くと「(意識していたのは)軸ですね。軸で投げられているか」。オフシーズンからからフォーム修正に取り組んでおり、今も微調整を続けている東浜。今日も軸がブレていないか、どのくらい軸足(右足)に体重を乗せるべきかのバランスを入念にチェックしていたのだ。

「集中してやっていると時間もかかりますね(笑)」と東浜。東浜自身、シャドウピッチングに費やしていた時間を客観的に見て驚いたのだろう。

 今季、シーズン200イニング&2ケタ完投を目指す東浜にとって、フォーム固めに時間をかけられるのもあと少し。実戦に入る前に納得いく形をつかんでほしい。そうすれば、チームを勝ちに導いてくれる投手の柱であることは間違いないのだから。

文=菅原梨恵

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