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【ロッカールーム】中日 大野、阪神 西田、ヤクルト 谷内の「暑さ対策」とは?

 

 プロ野球12球団の選手やスタッフに自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「暑さ対策」です。

中日・大野雄大「外で走る機会を増やすようにしています」


効果的な練習をして、夏場を乗り切る大野(写真=高塩 隆)


「夏だなとか、暑いなと感じさせられるのは外の球場で投げるとき。普段からやっているチームとは、まったく感じ方が違うと思います。だからこそ練習日などはなるべく外で走る機会を増やすようにしています。

 勝崎耕世コンディショニングコーチも『外メニュー』を組んでくれます。実はナゴヤドームの外の駐車場には投手陣がダッシュできるようなレーンがあるんです。そこで投手陣で走るのですが、とにかく暑い。普段ドームだと、いかに涼しく快適にやらせてもらっているかということを実感します。

 個人的に夏場だから食事量が減るとか、体重が減るということは経験したことがありません。しっかりコンディションを整えて、夏を乗り切りたいですね」

阪神・西田直斗「夏場までにしっかり食べておくようにしています」


「夏場に食事量が減ってしまうことを見越して、それまでにしっかりと食べておくようにしています。高卒1、2年目のころ、夏場だけで5キロ以上も体重が落ちて70キロぐらいになったことがあるんです。

 その経験もあって食べる量を増やした結果、ここ1、2年は練習で体重が減っても翌朝には戻るようになりました。昨年終了後のオフには自己最高の86キロまで大きくなったので、夏も頑張って食べようと思っています。

 今年は1人暮らし1年目なんですが、大阪桐蔭高の大先輩でもある(西岡)剛さんからもしっかり栄養を取れと言われているので、できるだけ外食は避けて自炊しています。時間がなくてもご飯を炊いて納豆をかけたり……。試行錯誤中です」

ヤクルト・谷内亮太「暑いときこそ、規則正しくしています」


「暑さ対策ですか? 気合ですね(笑)。あとは基本的なことですけど、水分を多めに取ることとか、クーラーは効き過ぎると体が重くなってしまうので、体の状態を見て涼しくなり過ぎないようにしています。23〜24度にしたいところを26〜27度くらいですかね。タイマーをセットして寝ています。

 食事に関しても、しっかり食べないと次の日の体調が変わってきます。僕はご飯が好きなので、麺類ばかりではなくお米を食べています。

 暑いから食べられないとか、寝られないようではダメ。やっぱり『暑いときこそ、規則正しく』ですね。しっかり食べて、しっかり寝ます。でも、最後は本当に気合ですよ。何事も気持ちで負けたらいけません」

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