復活へと向かうまで、選手たちは己の心の声と向き合い、わき上がる葛藤に打ち勝ちながら道を歩み続ける。
希望が見えた今だからこそ声に出せる、当時の胸の内を語った。 写真=BBM
読売巨人ジャイアンツ/久保裕也[投手] 中継ぎこそ生き残りの道 12年の5月にトミー・ジョン手術を受けて、昨年、夏に二軍で実戦に復帰できました。一軍登板はまだですが、キャンプはここまで休みなくブルペンに入るようにしています。手術をする以前のように、自分の生きる道は中継ぎだと思っていますから、試合を想定して毎日ブルペンには入るのですが、少ない球数に限定して負担のない形にしています。続けて毎日投げて、(中継ぎの)力をつけていければいいと思ってやっています。
阪神タイガース/福留孝介[外野手] 4日間の断食の結果は? 昨年のシーズンが終わった直後に4日間の断食をしました。そのときに5キロほど落ちた体重は今も変わらず、80キロ台前半を保っています。自主トレで走り込んでも、昨季痛めた左ヒザ、ふくらはぎの不安はありませんでした。昨年を振り返ると、練習で振り込む量が不足していました。今年はやりたいことがハッキリしているし、打ち込みでスイングを固めていきます。1年を通してプレーすることが野球選手にとって一番の醍醐味ですから。
広島カープ/栗原健太[内野手] 1年目のような気分 今は、本当に気持ちいいです。おととし右ヒジを手術して、復帰した昨年と比べて、明らかにバットを振れている感覚がある。だから、いつもならそこまで飛距離を気にしないんだけど、いまは飛ばすことを意識していこうと思っています。サク越えにこだわったのは・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン