いよいよ間近に迫ってきた2019ドラフト会議。ここでは過去の指名傾向と抽選の“強さ”を振り返りながら、今年の12球団のドラフト戦略と1位指名を展望していく。 写真=BBM 
工藤監督就任後初のドラフト会議では3球団競合の末、高橋純を獲得[15年]
チームの強みと言える12球団屈指の選手層。それゆえ、たとえ競合必至であっても、欲しい逸材は狙いにいく。2014年の
松本裕樹を最後に、1巡目第1回入札での単独指名はない。
10月4、5日には球団事務所でスカウト会議が開かれた。2日にわたり、各地区担当スカウトが、それぞれリストアップした指名候補選手に関してプレゼンテーション。80人前後の全リストアップ選手の確認作業を終え、ドラフト会議当日または直前までに1位指名選手を確定する。投手陣にケガ人が相次ぐここ数年の現状、次代のエース候補の出現が待たれることなどから、1位候補は
佐々木朗希(大船渡高)、
奥川恭伸(星稜高)、
森下暢仁(明大)。この3投手を軸に、他球団の動向も見極めていく。
地元・九州、大分県出身の森下は即戦力として今季のドラ1・
甲斐野央のような活躍も期待できる一方で、育成力に定評のある球団だけに本命は・・・
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