ロッテによる下克上日本一(2010年)、楽天の球団創設9年目での初優勝、日本一(13年)もあったが、近年ではソフトバンク、西武が2強を形成。パ・リーグ激動の10年間を球団ごとに振り返ろう。 ※各球団ページの「王冠マーク」はリーグ優勝の年(CS勝ち抜けは含まず)。各年度の「MIP」はその年に最も印象的な活躍をした選手。エース、中継ぎ、抑えの人選は編集部が選出 
田中の24連勝もあり13年に初V&日本一
野村克也監督の下で09年に初のAクラス入りとなる2位に進出した。それでもこの名将が同年限りで退任し、10年はブラウン監督体制となる。エース
岩隈久志が通算1000奪三振と100勝に到達したメモリアルイヤーだったが、再び最下位に逆戻り。わずか1年で監督交代となった。
星野仙一が新たに指揮官となった11年、シーズン開幕前の3月11日に東日本大震災が発生。チームは「がんばろう東北」を合言葉に戦うも、シーズン5位に終わる。同年オフ、岩隈が海外FA権を行使してマリナーズへ移籍。同年に19勝、防御率1.27、最高勝率.792の投手3冠を獲得した
田中将大にエースのバトンが渡された。
12年、
銀次がレギュラーに定着するなどチーム力は着実にアップしたが、勝率5割の4位に終わる。東北に初の歓喜が訪れたのは13年のことだった・・・
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