中日が2連覇の黄金期から一転、暗黒期真っただ中。一方で、万年Bクラスだった広島がリーグ3連覇を果たした。栄枯盛衰の様相を呈しているセ・リーグ。激動の10年間を球団ごとに振り返ろう。 ※各球団ページの「王冠マーク」はリーグ優勝の年(CS勝ち抜けは含まず)。各年度の「MIP」はその年に最も印象的な活躍をした選手。エース、中継ぎ、抑えの人選は編集部が選出 
真中監督就任1年目の2015年、14年ぶりにセ・リーグの頂点に立った
この10年間で、監督が4度変わる激動ぶりだ。順位変動も激しく、監督の休養や「最下位の責任を取って辞任」という形も珍しくなかった。どのシーズンも故障者が多く、やり繰りに苦慮したことは間違いない。
特に2011年は、4月から首位を独走し優勝を目前にしながら、8月に故障などで主力組を失うと急失速。猛追してきた中日に優勝をさらわれた。
本拠地が本塁打の出やすい神宮ということもあるが、投手層の薄さには今も苦しみ続けている。40歳で今年の開幕投手に内定している
石川雅規をはじめ、昨季限りで現役を引退した
館山昌平ら、ベテラン頼りが続いて・・・
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