ここからは球団別に「四番打者」の歴史を掘り下げていく。チームの看板を背負う男たちには数字にプラスアルファの何かを持っていた。 ※KING of KINGSで紹介している選手が編集部選定の球団史上最強四番打者 戸倉勝城は四番打者とはいえシュアな打撃で打線をけん引
軸を定めて骨格を形成
1936年の球団創設以降、長く優勝には届かぬ中で四番も年々変わり続けた。その中で長きにわたり四番に君臨したのが戸倉勝城だ。51年に毎日から移籍加入し、シュアな打撃で57年まで7年間、打線の軸に。58年からは
中田昌宏が四番に定着。アマチュア時代はアベレージヒッターだったが、プロ入り後に球団の方針で本塁打を狙えるスイングに改造し、61年に29本塁打を放って球団戦後初の本塁打王に輝いている。
打線の軸を定めてチームの骨格を形成する。その方針が奏功したのが球団初優勝を遂げた・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン