巨人の坂本勇人が11月8日のヤクルト戦(東京ドーム)で通算2000安打を達成した。31歳10カ月での達成は史上2番目の年少記録。レジェンドたちに肩を並べたその偉業を再検証するとともに、“3086”安打への可能性を探る。 坂本勇人 
11/8 vsヤクルト@東京ドーム 31歳10カ月で通算2000安打達成!
日米通算でも“右”最年少
あらためて坂本勇人の通算2000安打達成を振り返ってみる。
2019年終了時点で通算1884安打としていたから、残りは116安打。08年にレギュラーに定着して以降、19年までの12年間で平均157安打(143試合で計算すると1試合平均1.1安打)を放っているため、よほどのアクシデントがない限り、20年中の達成は確実視されていた。
むしろ焦点は
榎本喜八(達成時=東京)の持っていた最年少達成記録の31歳7カ月を更新するか否か。坂本の誕生日は12月14日であるものの、7月19~20日に設定されていたオールスター以降、オリンピック開催による中断(7月21日~8月13日)となるため、7月18日がリミットながら可能性は十分だった。しかし、である。新型コロナウイルス感染拡大の影響でペナントレースは本来の開幕から3カ月遅れの6月19日に。これで最年少記録は絶望。しかも従来の143試合から120試合に短縮、前半戦の不調もあり、一時は20年度中の達成も危ぶまれた。
ただ・・・
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