野球の9つのポジションには特徴があり、グラブに求められる要求もそれぞれ異なる。現在、プロ野球の一線で活躍する選手たちはどんなグラブでプレーしているのか。巧者のグラブをここに紹介しよう。 取材・構成=椎屋博幸 写真=早浪章弘、BBM 
外野手用としては小さめで、鮮やかなネイビーと淵が金色のグラブ。使用2年目で「かなり完成度が高い」と近本
Manufacturer ASICS 現在のグラブは、昨年アシックスさんにお願いして作ってもらい2年目に入りました。そのときお願いしたのは、小さめに作ってほしい、ということでした。僕の中で、このグラブの最大の特徴は、小ささにあります。内野手の三塁用ぐらいの大きさだと思います。悠輔(
大山悠輔)のグラブと比べて見ましたが、僕のほうが少し大きいくらい。重さは、400グラム~440グラムくらいにしてほしいとお願いしましたので、正式には分かりませんが、実際にそれくらいかと。
なぜ小さいほうがいいのかというと、動きながら捕球に行くときに操作性が上がるからです。走る態勢へ入り、走り出して打球を追いかけるとき、スッとグラブがワキあたりに収まる感覚になれ、そのあとの体の動きがストレスなくスムーズになるからです。このグラブは2つオーダーしたのですが、1つは指を入れたときに少し小さく感じました。もう一つは・・・
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