主砲・鈴木誠也が抜けたことで、チームはつなぐ野球を展開。チーム打率リーグトップの.260と見事に形をつくってきた。一人ひとり持ち味を結集して新たな“強力打線”をけん引する巧者たち。彼らの技と力に注目する。 【投手編はこちら】 ※シーズン打撃成績は4月24日現在 上本崇司「打たないと試合に出られない。最低限打てるようにならないと」
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上本崇司(内野手/10年目/170cm73kg/右右)
[シーズン打撃成績]23試合、打率.242、15安打、0本塁打、4打点、1盗塁
自身初となる開幕スタメンがただのサプライズではなかったことを、自らの働きで証明した。内外野こなせる守備と走塁が持ち味で、これまでは“途中出場の男”。それが、今春はオープン戦打率.385、出塁率.467と違いを見せつけた。「打たないと試合に出られない。守備と走塁で出ても、代打を送られたら終わり。最低限打てるようにならないと」。勇気を出して後輩にも助言を仰ぎ、技術を磨いた。
好調ぶりは開幕してからも続き、“恐怖の八番打者”との異名も。しかしこれは、打率だけを指してのことではない。最大の魅力とも言えるのが・・・
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