プロフェショナルたちのこだわりのギアに迫る連載“道具の流儀”。第3回は阪神で10年目のシーズンを迎えたエース、メッセンジャーのスパイクだ。あこがれであるアメリカのスーパースター、元NBAのマイケル・ジョーダンが考案したNIKEの「Jordan13」をさらに“メッセ仕様”にして、自分の足と同じ感覚に仕上げている。 取材・文=椎屋博幸 写真=毛受亮介、前島進 
メッセンジャーのスパイクはハイカットのJordan13で右足つま先部分が一番擦れるため、そこにしっかりとしたラバーが貼られている
ユニフォームのズボンで覆われているスパイクの上部がどうなっているのか。ローカットなのか、ハイカットなのか……。
今季日米通算100勝を挙げた阪神のエース、メッセンジャー。日本で10年目となるシーズンは、新しい型のスパイクで臨んでいる。小さいころからあこがれの存在で、尊敬する元NBAのスーパースターのマイケル・ジョーダンがモデルとなっているナイキの「Jordan13」のスパイクを使用。市販でも売られているハイカットのスパイクだが、細部にはメッセンジャー流のこだわりが取り入れられている。
「僕は体が大きい割に、足幅は細いんだ。今年のモデルはこの幅を細めに作ってもらってより足にフィットするようにしてもらったんだ」
それと同時に・・・
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