飛躍のシーズンとなった。プロ3年目の
山田哲人内野手は、開幕こそ二軍スタートとなったものの、5月25日に出場選手登録。同日の
ソフトバンク戦(神宮)で「七番・二塁」として即スタメン出場を果たし、2安打を放つなど、小川監督の期待に応えた。田中浩の不振などもあり、主に二塁手として今季は94試合に出場し、打率.283、3本塁打26打点。昨季の26試合、打率.250、1本塁打1打点から大幅に成績を上げた。
5月29日の
オリックス戦(神宮)では今季初の一番に抜てき。6回二死満塁で右翼線に走者一掃の適時二塁打を放つなど、2安打4打点と気を吐いた。神宮初のお立ち台で「とにかくアピールしたかったので、積極的にいきました。僕が起爆剤となって、チームを盛り上げていきたい」と絶叫した。
今季は勝負強さも目立ち、コンスタントに安打を放ち続けた。「一番打者なので、とにかく塁に出て走って、自分が得点できればいい」。昨年は大きな期待をかけられながらも不本意な成績に終わったため、
「オフは今までで一番バットを振った」という。これまでの引っ張り一辺倒から、右打ちへの意識も持ち合わせるようになった。10月6日の
広島戦(マツダ)では左越えへプロ初の3号満塁弾。3安打4打点とシーズン終盤になっても、結果を残し続けた。
昨オフは200万円増の推定1000万円で契約を更改。今オフは4倍の上げ幅となる1800万円程度の増額が予想される。大阪・履正社から高校No.1遊撃手として10年のドラフト1位で入団。「二塁はもちろん、ショートも守れるようにならないと」と、猛練習を続けている。