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島内宏明 外野手 #35

守備力アップでレギュラー奪取へ

 



 レギュラーの座を一度はつかんだ飛躍のシーズン。島内宏明、プロ2年目の2013年は、12年の41試合から倍以上の97試合に出場。6本塁打、打率.284と「恐怖の九番打者」と言われ、リーグ優勝にも貢献した。

 星野監督から直々に「お前のスイングは速い」と言われるほど、魅力ある打撃を披露する。チームメートからのいじられキャラでもあり、その場を和ませる存在。グラウンド内外で、存在感を放った年だった。年俸は1200万円から1800万増の3000万円と大幅アップ(金額は推定)。「全然高かったです。来年の期待も込めてと言われました」と納得の表情で一発サインした。

 それでも14年は、レギュラー争いからのスタートとなりそうだ。9月13日のオリックス戦(Kスタ宮城)で左肩を負傷。関節唇損傷という大ケガで一軍を離れ、リーグ優勝の場にいることはなかった。日本シリーズは何とかメンバー入りを果たしたが、守備をこなすのは厳しい状況で、その後のアジアシリーズの期間はリハビリに費やした。

 外野手では岡島豪、枡田慎太郎聖澤諒牧田明久、それに島内を加えた5人が、14年のスタメンを争う形になる。現時点で突出している存在はおらず、横一線の様相だ。島内自身、現在も十分に投げられる状態ではないが、何とか2月の久米島キャンプまでに状態を戻したいところだ。

「13年よりすべての面でいい成績を残したい。チームに貢献して、14年も何とか優勝したい」。年男の島内。勝負強い打撃と、無難な走力に加え、持ち前の守備力が戻れば、レギュラー争いを勝ち抜く可能性は十分にある。
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