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松井稼頭央 内野手 #7

キャプテンとしてチームをけん引

 



 グラウンド内外で今季も存在感を放った。主将の松井稼頭央。不動の遊撃手として、藤田一也とともに鉄壁の二遊間を結成。星野仙一監督が「12球団トップ」と認める守備力でリーグ優勝、日本一に貢献した。

 西武時代にリーグ優勝はあるが、日本一は初めてだった。21万4000人を集めた仙台での優勝パレードでは「こんなことを言ったら怒られるのかもしれないけど、ミッキーマウスになった気分」と、パレード後の会見でも興奮冷めやらぬ表情だった。

 11月25日に行われた契約更改交渉では、4000万増の1億6000万円(金額は推定)で一発サイン。「自分が思っている以上に評価していただいた」と納得の更改だった。

 球団からはチームリーダーとして、優勝に導いた部分も評価され「本当にキャプテンになって良かったです」と笑いを誘った。9年目で頂点に輝いた1年を振り返り「チームとしては、これ以上ない、素晴らしい1年」と充実感をにじませた。

 だが、自身の成績については表情を変えた125試合に出場し、打率.248、11本塁打、58打点。「個人としては反省点がある。成績は納得していない」とキッパリ。「どの部分か?」という質問には「走攻守、すべてです。満足できないどころじゃない」と語った。

 来年で39歳になる。西田、岩崎ら若手たちが一軍に定着したが、現時点でその座を脅かす存在は見当たらない。「1試合でも多く出られるように、当然選手としてやっている以上はそこ(レギュラー)を目指す。もっともっとうまくなりたい」。どん欲さを失わないベテランは、来季もチームの大黒柱となる。
オーロラビジョン

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