
履正社高から入社2年目。総合力の高い捕手が、社会人でも「実戦派」を披露している[写真=沢井史]
胸の内にしまい込む「甲子園優勝捕手」の肩書
大阪ガスの期待の19歳が、着実な成長を遂げている。今年、入社2年目となる
野口海音捕手だ。履正社高(大阪)では1年夏からベンチ入りし、2019年の夏の甲子園では主将として同校初の全国制覇。星稜高(石川)との決勝では
奥川恭伸(現
ヤクルト)から勝ち越し打を放つなど、チームの中心的な役割を担ってきた。
第71回JABA京都大会では、日本製鉄広畑との予選リーグ(4月28日)で先発した。先発のマウンドには、履正社高で6年先輩に当たる右腕・
阪本大樹(関大)。優勝した19年の社会人日本選手権で最高殊勲選手賞を受賞した実績十分の右腕である。野口は先輩を好リードで支えた(試合は7対2で勝利)。
「(日本製鉄)広畑にはオープン戦で結構打たれて負けたので、バットが振れているイメージがありました。大量失点は避けたいので・・・
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