
キャンプのブルペンで、東尾さんからプロの捕手としての心構えや選手としての気持ちなどを教わりました/写真=BBM
首都圏での緊急事態宣言の延長で、現在も苦しい状況が続いています。今は我慢の時。皆さん、新型コロナウイルスを乗り切っていきましょう。そういえば友人の
片岡篤史からLINEで全快だと返ってきました。元気になり何よりです。
やはり健康と元気が一番なんですよね。元気といえば、現役の若手のころを思い出しました。一軍のキャンプに参加をしたとき、投手の球を受けるためにブルペンに入り、そのときにトンビさん(
東尾修)から指名を受けました。もう本当に緊張しかなかったですよ。
でも、そんなことよりしっかり自分の持てるものを出そうと思い、トンビさんに向き合いました。私の取り柄と言えば、元気で大きな声です。受けるときも気合を入れて、大きな声を出しました。しかし、トンビさんはそれを聞いても、なかなか投げてくれません。そして逆に大きな声で「そんな気持ちが入ってない声を出すな!」と怒られました。
カラ元気では魂を込めて投げる投手に対して失礼だ、ということをそのブルペンで教わりました。なぜ、若僧の私をブルペン捕手に指名したのか……それはやはり・・・
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