
1973年、準優勝に輝いた静岡ナイン
7月29日、静岡が4年ぶり25回目となる夏の甲子園出場を決めた。
県内で唯一、夏の全国制覇を経験した静岡は昨年まで24度の出場で甲子園通算22勝を挙げているが、8強以上は1973年の準優勝が最後。近年は出場した3大会連続で初戦敗退と苦しんでいる。今年の定期戦が61回目となったライバルの静岡商は50~70年代に準優勝2度、8強が3度。9度の出場で初戦敗退が一度もなく、全国最長記録を更新中だ。
戦前は島田商が強く39年が4強、40年が準優勝。浜松商は80年代に8強が2度と活躍した。
平成になって躍進した常葉大菊川は2008年の準優勝などで早くも甲子園通算10勝。準優勝が多いのも特徴で、計6度は京都の9度に次ぎ山口と並ぶ2位タイ。79年の富士や00年の浜松学院は初陣で強烈な印象を残した。
【静岡 夏の甲子園出場回数ランキング】
1位 静岡 25回 2019年
2位 静岡商 9回 2006年
2位 浜松商 9回 2000年
4位 常葉大菊川 6回 2018年
4位 東海大静岡翔洋※1 6回 2004年
6位 掛川西 5回 1998年
7位 島田商 4回 1940年
8位 常葉大橘※2 3回 2012年
9位 浜松工 2回 1997年
9位 清水東 2回 1958年
9位 静岡市立 2回 2001年
12位 静岡学園 1回 1971年
12位 韮山 1回 1995年
12位 浜松学院※3 1回 2002年
12位 静清※4 1回 2005年
12位 浜松西 1回 1981年
12位 桐陽 1回 1992年
12位 清水商※5 1回 1986年
12位 沼津東※6 1回 1946年
12位 市沼津※7 1回 1991年
12位 富士 1回 1979年
12位 藤枝明誠 1回 2017年
12位 日大三島 1回 1989年
※年度は直近出場年
「直近出場時のチーム名」※1東海大翔洋 ※2常葉橘 ※3興誠 ※4静清工 ※5清水市商 ※6沼津中 ※7市立沼津
写真=BBM