
1975年、ブラデントンキャンプでの、与那嶺要監督[左]以下中日ナイン。筆者にとっても、新鮮な体験ができたキャンプだった
ハンク・アーロン(元ブレーブスほか)さんが亡くなりました。僕は映像でしか知らないんですけれども、王(
王貞治、元
巨人)さんがホームラン記録で抜くというときにいつも名前が出てきていたので、僕らの世代の、メジャー・リーグのホームラン王と言えば、ハンク・アーロンさんでした。
それにしても、最近、われわれの知る時代を生きてきたいろんな人が亡くなってしまいますね。しょうがないことではあるんですが、そういう時代になったのかなと思います。
変わってきた自主トレ
プロ野球界は、いよいよキャンプインです。ただ、2月1日の持つ意味合いというのは、われわれが現役のころとは少し違ってきている気がします。われわれのころは、自主トレを1人でやって、合同自主トレを少しやって、2月1日から「さあ皆でスタート」という感じでしたが、今は「2月1日から紅白戦ができるように仕上げて来い」というチームも多いですから、選手があまりオフの間も体の状態を落としませんよね。まあ、故障を持っている選手などにとっては、かえってそのほうが次のシーズンに入っていきやすいところもあるんですけれども。とにかく今の選手には「ユニフォームを着ている間は毎日がトレーニング期間」という考え方が浸透していますから。
もう一つ違うのが、今の選手はよく、・・・
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