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Vol.3 吉田正尚(青学大・外野手) 天性の素質持つ東都No.1打者

 

“戦国東都”のNo.1打者・吉田正尚。昨秋までの6シーズンで実に4回もベストナインに選ばれた好プレーヤーだ。注目すべきはバッティング。大学トップクラスの非凡な打撃センスを持つ注目のスラッガーである。


 大学生打者BIG3(明大・高山俊、慶大・谷田成吾)の最後に分析したいのは、類いまれなバッティングセンスを持つ青学大のスラッガー。

 背筋が立っている自然体の打撃フォーム(9.0)はクセがなく、まったく問題ない。下半身が安定しているため目線がブレず、ボールを引きつけて打つことができる。インコース、アウトコースに対してもヘッドが下がることなく、最短距離でバットが振れているのも魅力。高校時代から安定した打撃を披露していたが、バッティングに関しては生まれ持った才能がある。

 強いて課題を挙げるならば、軸足への体重の乗せが甘いため、バックスイングが浅くなっていること。速いボールを投げる投手と対戦したときに差し込まれるケースが出てくる。ただし、今後そういったピッチャーと対戦していけば自然と対応できると思う。スイングスピードを上げる努力を怠らなければ、さらにそのバッティングに磨きがかかるはずだ。

 しかし・・・

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プロフェッショナルレポート

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元巨人チーフスカウトで現在はベースボールアナリストとして活動する中村和久によるドラフト候補生の能力診断。

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