1年目は打者としての方向性
今年は投手としての底上げを図る 前代未聞の二刀流に挑戦する日本ハム・大谷翔平。
1年目は13試合登板で3勝、打者としては204打席で打率.238の成績に終わった。
今年はどのような比率で起用され、首脳陣はどのような未来を描いているのか。 写真=BBM
投手中心で中6日のローテーションへ 規格外の2年目の挑戦へ向け、静かに土台を固めた。日本ハム大谷翔平が充実のオフを終え、キャンプへと突入する。昨年12月からは二軍の千葉・鎌ケ谷を1次自主トレの拠点として、精力的にストイックにメニューを消化。ウエート・トレーニングを含め投手と打者としての地道な体力強化をメーンにした。1月下旬に一軍キャンプ地の沖縄・名護へと場所を移してからは、技術練習が中心。
「やりたいと思っていることはできた。サボろうと思えばサボれたけれど、キツイこともやれたと思う」。ほぼ単独での基礎となる部分の準備は整えた。開幕までは、応用ともいえる栗山監督らが主導する起用法に開幕までに適応していくことになる。
日本ハム首脳陣が描く青写真の骨格とは、いかなるものなのか。1年目との違いをシンプルに表現するならば、投手に比重を置くという点になるだろう。昨季は13試合に登板し、うち先発は11試合にとどまった。野手としての併用であり、発達途上でまだ肉体面も未成熟。前例がない二刀流ということで、試行錯誤しながらの試験運用のような部分も否めなかった。今季は昨季をモデルケースとし、さらに発展させる。栗山監督は段階を踏んでいく過程、今季の方向性を明かしている。
「1年目で打者として方向性は見えた。今年は投手として。それを3年目で自分の中で融合させれば、4年目は力を発揮できる」
構想にあるのは開幕から先発ローテーションの一角で起用。通常のスターターの登板間隔である中6日で起用していくプランを基本線としている。昨年10月の秋のフェ
ニックス・リーグでテスト運用。この期間は投手一本に絞り、中6日でマウンドに上がり続けた。調整リズムを体験させることが目的の一つ。その期間に肉体に及ぼす影響、反動などを大谷自身、周囲も把握できたことが今季も踏み切れる大きな材料になる。二刀流を主導している一人、ダルビッシュらを育てた中垣トレーニングコーチは現状を・・・
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