交流戦採点 5点 レギュラーシーズン 交流戦前3位→終了時4位 ■その他の球団もチェック! セ・リーグ編 広島・巨人・DeNA・阪神・ヤクルト・中日 パ・リーグ編 日本ハム・ソフトバンク・ロッテ・西武・楽天・オリックス 
6月18日の最終戦[対ロッテ、東京ドーム]は延長12回に亀井善行のサヨナラ弾で勝利。高橋由伸監督も喜んだが……
史上最低で最悪の交流戦だった。過去に2度、1位(12、14年)になっている得意のイン
ターリーグで、わずか5勝はもちろん過去最低の結果。交流戦開幕前は首位・
広島に5.5ゲーム差の3位につけていたが、1位フィニッシュの16年セ王者との差は広がり、逆転は絶望的とも言える11.5差に。全試合終了後、高橋由伸監督は「終わったことは変えられません。その後、いい形で戦うことができました。こういったムードで再開できれば」と総括したが、3年ぶりの覇権奪回を目指すため“最低でも勝ち越し”で交流戦明けに勝負をかけるプランが白紙となったのだから、低評価は当然だ。
なんといっても13連敗(交流戦期間中は9連敗)である。直前の
阪神、広島に4連敗と悪い流れのまま開幕。それでも4~5月にかけて3試合連続完封勝ちもあったエース・
菅野智之にストップが期待されたが、これが誤算だった。5月30日の
楽天戦[Koboパーク宮城]で今季最悪の8失点でKO。悪い流れを加速させ、6月8日の
西武戦[メットライフ]で13被安打13失点して13連敗。1975年の
長嶋茂雄監督1年目の11連敗の球団ワースト記録を大きく更新してしまった。
連敗中は2ケタ失点が2試合、3点差以内の敗戦が6試合と、投打ともに噛み合わず。テコ入れのため、クローザーを担っていたA.
カミネロの登録を抹消し、L.クルーズを昇格させるなどの緊急措置も、逆にリリーフが手薄になって敗戦を喫するなど、ベンチワークも裏目に。6月1日の楽天戦では、
則本昂大に連続試合2ケタ奪三振の日本記録更新を許すなど、散々。下記のようにリーグ下位に低迷する責任を取る形で堤辰佳GMが辞任、
鹿取義隆新GM就任の流れも仕方がなかった。
GM交代が発表された6月13日の
ソフトバンク戦[東京ドーム]から2連勝は皮肉な話。最後のカードとなったロッテ3連戦[東京ドーム]では・・・
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