まだ新加入の可能性はあるが、ひとまず助っ人についての「2020年の陣容」が明らかになった。ここでは12球団の1980年以降の助っ人の系譜を表にし、それぞれの球団の外国人選手事情を探っていく。(育成は除く) 
豪快な一発に「パナマウンガー!」のパフォーマンスも人気だったズレータ
キューバ勢が一大勢力に
いまや支配下8選手(コラスは2月19日付で制限選手に)と大所帯だが、1980年代は2人しか所属していない時期も長かった。89年に33ホーマーを放った
アップショーら活躍した選手もいるものの、ほとんどが期待外れで、チーム低迷期を象徴している。
90年代に入ると、メジャー・リーグで名を馳せた大物たちの加入も目立った。MLB歴代2位(当時)の通算307セーブを記録した
ゴセージは90年途中に入団。投手陣立て直しのキーマンとして期待されたが、入団直後に39歳を迎えたとあって、体の衰えには逆らえず。投手ではほかにも、ホワイトソックス時代の90年に当時のMLB記録だったシーズン57セーブを挙げた
シグペンが、94年途中に入団。こちらも全盛期のような投球は見られなかったものの、2年で20セーブを挙げた。
野手陣では、95年にとんでもない“お騒がせ男”が現れる。ジャイアンツ時代の89年に47本塁打、125打点でナショナル・リーグの本塁打と打点の2冠、MVPにも輝いた
ミッチェル。来日初打席で満塁本塁打、翌日も2号とどれだけの数字を残すか注目が高まったのも束の間、故障からの無断帰国。再来日したものの、またも無断帰国で、最後は年俸の支払いなどを巡って裁判沙汰にまでなった。
2000年以降は、「パナマの怪人」と呼ばれた
ズレータや、すでに日本で実績のあった
李大浩らが持ち前のパワーを生かし、投げては最優秀救援2回(00、01年)のペドラザ、防御率1点台を誇った
ファルケンボーグと、強いチームで投打の柱となる選手も。特に
サファテは、15年から3度のセーブ王、17年にはNPB記録のシーズン54セーブをマークして絶対的守護神に君臨。今季、復活なるか。

今季でNPB10年目を迎え、通算250セーブまであと16セーブのサファテ
そして近年、チームの中心となっているのがキューバ勢だ。17年に
デスパイネが
ロッテから移籍すると、チームの穴となっていた五番にハマり、本塁打王&打点王を獲得。同年途中に育成契約で加入した
モイネロも、約1カ月で支配下をつかんでリリーフに定着した。18年から仲間入りの
グラシアルは少ないチャンスから勝負強い打撃でポジションを奪取。ともに加入してからリーグ優勝もしくは日本一に貢献する働きを続けている。