ここでは各球団が構築している2020年型新打線をチェックしていこう。3月に入り、打線が固まりつつあるところから、試行錯誤を繰り返すところまで状況はさまざま。本誌が命名した看板名も含め、最も目を引くのはどのチームだろうか。 ※原稿や選手の情報は3月1日現在。攻撃力は各項目5点満点でA~C評価 33本塁打、93打点の
バレンティンが
ソフトバンクへと移籍し、戦力ダウンは免れない。それを補うために、一発長打の攻撃ではなく、つなぐ打線を構築。ヒットでたたみ掛ける攻撃に転換する。
起点は坂口だ。昨季はケガに泣いたが、今季の状態は悪くない。2018年の出塁率.406のような活躍が期待できる。
高津臣吾監督が「送らないので」と宣言した積極的な攻撃を体現するのが“攻撃的二番”だ。これを打てる、飛ばせる、走れるの3拍子がそろった山田哲が担う。「哲人は理想の二番」と指揮官。坂口が出塁して山田哲が打ち、一気にチャンスメーク、または1点をもぎ取ることも可能だ。
三番には経験豊富なヒットメーカー・青木、ベテランの
雄平、メジャー通算1367安打のエスコバーへとつなぐ。本来なら・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン