中日が2連覇の黄金期から一転、暗黒期真っただ中。一方で、万年Bクラスだった広島がリーグ3連覇を果たした。栄枯盛衰の様相を呈しているセ・リーグ。激動の10年間を球団ごとに振り返ろう。 ※各球団ページの「王冠マーク」はリーグ優勝の年(CS勝ち抜けは含まず)。各年度の「MIP」はその年に最も印象的な活躍をした選手。エース、中継ぎ、抑えの人選は編集部が選出 
2018年には球団史上初の3連覇。黄金時代を築いた
2010年代前半は、カープにとって、まさに冬の時代だった。エースの
前田健太は一人奮闘するものの、例えば11年などは年間のチーム本塁打が52本という貧打。1998年からの連続Bクラスは、2012年にはついに15年連続にまでなった。
それでも10年に就任した
野村謙二郎監督が、猛練習に耐えられる選手と見込んで鍛えた
丸佳浩や
菊池涼介が主力になるとともに、チームは上昇気流に乗った。13年、14年にはAクラスに入り、CS出場という経験を得る。
そして、
緒方孝市監督となった15年、チームをさらに上のステージに引き上げるのに大きな役割を担う選手が帰ってきた・・・
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