プロ野球ドラフト会議は10月11日に開催される。アマチュア球界からの強い要望により、例年よりも早い日程が組まれている。仮に指名漏れとなった場合、次の進路へ切り替える時間を設けるためだ。すでにスカウト戦線も最終段階に入っており、ドラフト1位候補を探っていく。 今夏にドラフト1位の立場を有力としたのが、明桜高の157キロ右腕・風間球打だ。甲子園では本来の投球を見せることができなかったが、秋田大会でのインパクトは十分。角度のあるボールに、スピンの利いたストレートはまさしく将来性抜群だ。素材型では天理高の193cm右腕の天理高・達孝太も大きな可能性を秘めている。投球センスに長けており、MLB志向も強く持つ意識の高さも魅力だ。高校生ながら「完成度」において、最も高い評価を受けているのが市和歌山高の152キロ右腕・小園健太である。今夏は全国制覇を遂げた智弁和歌山高との和歌山大会決勝で惜敗も、ゲームメーク能力の高さが光る。甲子園の土は踏めなかったが・・・
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