移籍選手にルーキー、新助っ人だけが新戦力ではない。ケガや不振で満足のいく働きができなかった者、ようやく開花の時を迎えようとしている若武者、変化を求めて新境地を切り開く者、もちろん育成から昇格した者、昇格を目指す者たちもそうだ。それぞれの理由で2021年はチームの力になれなかった選手たち。チームに「新たな力」を加えるであろう、注目すべき50人の「“新”戦力」たちを見ていこう。 【パ・リーグ編(オリックス・ロッテ・楽天)】はこちら 写真=BBM ※年齢は2022年の満年齢 福岡ソフトバンクホークス
Y.グラシアル 球団外国人3人目の快挙へ 
内野手/37歳
ケガからの復活 オフのBIGニュースの1つが、キューバ勢の残留。特に
藤本博史監督が思い描く攻撃スタイルにハマる右打ちの四番候補は、昨季を振り返り、「本来の仕事が何もできなかった」。悔しさを晴らすべく掲げるのは「全試合出場」だ。
上林誠知 バカになって挑め! 
外野手/27歳
不振からの復活 残る外野の枠は1つ。激しい競争を勝ち抜くだけのポテンシャルは、2017、18年の活躍からも証明済みだ。自分の打撃を見失い試行錯誤する日々が続いているが、藤本博史監督からの助言、「野球バカになれ!」を受けて現状を打破する。
森唯斗 逆境は跳ね除ける力投 不振からの復活 ケガからの復活 9回は絶対に譲らない。左ヒジの故障で序盤に離脱した昨季は、後半戦で復帰も本来の安定感は見られず。いつもの豪快な投球は陰をひそめた。ただ、タフネスは逆境でさらに強く。昨季の分も投げて、投げて、投げまくる。
松田宣浩 元気いっぱい挑戦中 不振からの復活 まだまだ若手には負けない。ここ数年、思うような打撃ができず、今オフは大幅減俸も食らった。ただ・・・
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