約1カ月に及ぶ春季キャンプが終了。各球団は3月26日のペナントレース開幕に向け、オープン戦での総仕上げへと入っていく。2021年春季キャンプ情報最終便。この春、話題となった「人」をテーマにお届けしよう。まずは巨人の“超大型”新人から。 
規格外の身長200cm [写真=小山真司]
開幕一軍も期待してしまう。プロ野球日本人最長身の200センチで、巨人の新人・
秋広優人は、この春、まだ卒業前の高校3年生とは思えないほどのインパクトを残した。2月28日、初めてのキャンプを一軍で終え、「(対外試合では)あまり結果が出ませんでしたが、一軍を経験できたことは財産だと思っています。開幕も一軍でスタートしたい」と実に堂々としたもの。引き続きオープン戦でもトップチームに帯同させる旨、
原辰徳監督が明言しているが、ここからはすべて結果次第。巨人では2000年以降、高卒1年目のペナントレース開幕を一軍で迎えた選手は1人もいないのだから狭き門。とはいえ可能性はゼロではない。
そもそも秋広は今キャンプを二軍でスタートさせている。序盤も原監督が練習を視察し、直接声を掛けるシーンもあったが、あくまでも新戦力への激励に過ぎなかった。風向きが変わったのが実戦形式の練習に移ってから。2月8日、11日に行われた一軍と混合での紅白戦に出場すると、・・・
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