主将として奮闘した1年は悔いが残るシーズンだった。自ら立候補し大役を任された
岡田幸文。チームは昨年の5位から巻き返し、3位からクライマックスシリーズファイナルステージまで勝ち上がった。しかし自らは打率.259にとどまり、「僕自身は納得していません」と唇をかんだ。
ロッテの外野手争いは激しい。昨季首位打者の角中、ベテランの
サブローに加えて、荻野貴、伊志嶺や清田、さらには新人の加藤が加わり定位置を守るのは簡単ではない。昨年まで2年連続でゴールデングラブ賞に輝いた岡田も例外ではなかった。今季の打席数は355と規定打席数に到達できず「自分の中で悔しい」と振り返った。さらに持ち味の守備面でも狙っていたゴールデングラブ賞を逃した。攻守両面で本来の力を発揮できずに終わった。
それでも主将としてチームが躍進するために支え続けた。たとえグラウンドに立っていなくても盛り上げる姿が印象的だった。「チームの勝ちに貢献できるようにやっていこうと思う1年でした。また冷静になって考える。今年1年を来年に生かしていければ」と前を向く。その献身を伊東監督も「良く頑張ってくれた」と労った。
貴重な経験と成績を残せなかった悔しさを胸に刻み、14年シーズンに挑む。主将については来春キャンプまでに決まる見込み。岡田は「やりたい気持ちはありますけど、自分の成績が伴わないと厳しい部分がある。準備はしていきます」と話した。大役を務める、務めないにかかわらず、来季こそ満足いく成績を残す。「スタメンを増やして今年以上に勝利に貢献できるように。チームも3位以上を狙う」と誓った。