週刊ベースボールONLINE

高代延博 コーチ #70

高代延博コーチ 高代イズム浸透へ

 



 チームを変えていると言われているのは高代延博内野守備走塁コーチだ。成長途上の若手が目立つチームにあって、豊富な経験の持ち主はうってつけかもしれない。

「僕から野球を取ったら何も残らないですから。走、攻、守の3拍子そろって初めて一流といわれるわけで、そういう選手を育てるお手伝いができれば」

 昨秋キャンプでは股割りから始まって、本人が「うかつにもマメがつぶれた」と言うくらいノックの手を止めなかった。今春キャンプでも「このチームは鳥谷1人に頼り過ぎている」と上本、新井良、今成、松田、西田らを徹底的に鍛え上げてきた。

 また、守備のレベルアップを目指す西岡にもマンツーマンで指導してきた。「西岡を完成させないと鉄壁の二遊間にならない」と基本動作からフィールディング練習を徹底してきた。

 選手として日本ハム広島でプレー。しかし、高代コーチの評価が高まったのは、むしろ現役を退いてから。ロッテ中日オリックス、韓国ハンファなど、コーチとして7球団を渡り歩いた。

 国内だけでなくWBC大会に日本代表守備走塁コーチとして2度出場した実績は折り紙つき。ノッカーだけではなく、三塁コーチのエキスパートとしても名高く「練習で感覚、リズムをつかんでもらう」とチームに走塁改革をもたらしている。

 ただ単に打つだけで得点につなげるのでなく、手堅い守備で失点を防ぎ、スキを突いた走塁でホームを狙う。「1つのミスが命取りになる。お役に立ちたい」と高代イズムを浸透させながらチーム強化を図っていく。
オーロラビジョン

オーロラビジョン

週刊ベースボール各球団担当による、選手にまつわる読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング