
指揮官の指示に応えるべく、必死にバットを振る
5年ぶりにチーム復帰した
西川遥輝が、
新庄剛志監督の下、打撃フォームの改良に取り組んでいる。昨年秋に
ヤクルトを戦力外となり、恩師でもある
栗山英樹CBOに「助けてください」と懇願。「最後に野球をやるとしたらファイターズしかない」という思いが通じ、再びユニフォームを着ることになった。入団会見では「結果が出なかったら、自分からでもやめますと言うと思います。それぐらいの気持ちで来た」と強い覚悟を口にしていた。
NPBで昨年までに通算1426安打を誇る西川だが、ここ数年はバッティングで結果を残せていなかった。「相手ベンチから
楽天の時に見ていて、僕だったらこういう教え方するのにということをただ伝えた」と手を差し伸べたのが、新庄監督だった。春季キャンプから多くのアドバイスをもらい、「結構、痛いところ突かれたような感じだった」。指揮官の指示でスタンスの幅、バットの握り方を変更。実戦では「三振してもいいから、今のを続けなさい」と後押しを受けてきた。その期待に応えようと、西川も必死にバットを振り続けている。
チームは昨季2年連続2位に終わり、新庄監督は「断トツで優勝して日本シリーズに行く」と誓う。北の大地に戻ってきた背番号7は、2016年のリーグ優勝&日本一を知る数少ない選手の1人。「ほかの人より勝っているところは、経験値なので。そこを生かしながらになると思います」。143試合と長丁場のペナントレース。酸いも甘いも知るベテランの存在は、チームにとって大きなプラスになるだろう。
写真=BBM