
通算2000安打を打ったときのユニフォームがこれ。テレビ局内を歩くのは恥ずかしかった……
部室で干してた高校時代
この号は、ユニフォーム特集ということなので、今週はユニフォームに関するさまざまなことをお話ししていきたいと思います。
私の場合は、中学までバレーボールをやっていたので、ほかのプロ野球選手と違って、野球のユニフォームを着たのは高校時代からなのですが、まず思い出すのは、やはり高校時代の洗濯のことです。
当時はいまほど物のある時代ではなかったし、ウチも裕福なほうではなかったですから、普段の練習で使うユニフォームは1枚、アンダーシャツも1枚でした。今の高校生はもう少し持っていると思いますが。
最初は毎日、家に持って帰って洗っていたのですが(父が泥だらけのものをよく洗ってくれ、迷惑を掛けました)、そのうちやってられなくなって、部室で干すようになったのを覚えています。もう水で洗っただけでそのまま干してました。そしたら次の日、パリパリになるんですよ。それを練習で着て慣らす、みたいな感じでしたね(笑)。
そのうちちょっとカビてきたりしてね。あの高校の野球部の部室の独特のにおいがつくんですよね。
まあ、試合になると1着だけはいいユニフォームをもらえるので、そこはよかったですけど。
そもそも、下級生のうちは、自分のは適当にして、先輩のを洗わなければいけなかったんですよ。いや、とは言っても、実は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン