アベレージヒッター編 シュアなバッターとしてプロ球界で活躍する面々は、その類まれな打撃センスを高校時代から発揮していた。
坂本勇人[
巨人/内野手]
光星学院高(青森)
甲子園出場(出場年、成績)
2006年春(1回戦)
「親元を離れて寮生活をしながら野球に打ち込みたいと思って、青森に行きました。練習がハードで、一番キツかったのは冬場の走り。雪国ですから、屋内で1日中走りなんてのもザラでした。2年夏、3年夏と2度とも青森の決勝で青森山田に負けているんですが、3年春のセンバツには出られたし、必死にやり切った(やめたいと思うこともあったけど……)ので、悔いはないですね。しんど過ぎて戻りたくもないんですけど(笑)」※スポーツアルバムNo.25 坂本勇人より抜粋
栗山巧[
西武/外野手]
育英高(兵庫)
甲子園出場(出場年、成績)
2000年春(1回戦)、同年夏(ベスト4)
「いつのどういう当たりっていうのは思い出せないけど、高校に入ってからの初ヒットっていうのは、今思い出すと一番大事な瞬間だったと感じます。中学では毎晩、600も700もティー打撃をしていました。入学してすぐに当時の田中基靖監督に使ってもらえましたが、本当に高校でやっていけるかは不安でした。初ヒットが出たときには、本当にホッとしました。そのあと甲子園には出るころには、不安よりも自信の方が強かったな」
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