シーズン最終戦となった10月8日のソフトバンク戦で史上76人目となるノーヒットノーランを達成した西勇輝。右肩痛で戦線離脱するなど、不本意とも言えるシーズンの最後に訪れた、極上の結果だった。しかし、もう振り返ることはない。誰でもない最高の“西勇輝”になるため、その視線はすでに未来へと向いている。 取材・構成=富田庸、写真=川口洋邦(インタビュー)、湯浅芳昭(プレー) 「いつもどおり」で大記録を達成
──今季はセ・リーグで
前田健太投手(
広島)、
杉内俊哉投手(
巨人)が達成していますが、パ・リーグでは2000年のエルビラ投手(近鉄)以来で21世紀初。平成生まれでは初の快挙です。成し遂げたことの大きさは実感としてありますか。
西 あれから時がたっていますから、正直、もうその気持ちに浸りたくはないんです。もちろん・・・
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