原点たるこの場所から 「外れ外れ」など関係ない。オリックスから1位指名を受けた松葉貴大の胸中には、早くも責任感が芽生えている。 もともとは、L字ネットの向こう側の選手だった。どのような岐路を経て、この場所にいるのか。そして、大学生選手3人の現況をリポートしたい。 取材・構成=富田庸 写真=松村真行
向こう側にあったあこがれの場所 ――10月25日のドラフト会議では、オリックスがいわゆる「外れ外れ」で1位指名しました。
松葉 4年生になり、「1位」という評価をされるような選手になりたいと思って練習も試合もやってきたんです。だから、オリックスさんが1位で指名してくださったときは、喜びの感情があふれました。「外れ外れ」でも、「1位」に変わりはない。逆に、1位と2位では大きく評価が違ってくる。そこは誇りに思いますね。
――反響も大きかったのでは?
松葉 電話やメールは確かにすごかったです。でも・・・
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